体重減少があるときに疑われる病気

目次

セルフチェックリスト

体重減少に気づいたら、以下の項目を順にチェックしてみましょう。

Q1

最近、食事量が減っていますか?(ご飯を残す/あまり食べない)

Q2

食事の内容や量に問題はないですか?

年齢や体質に合わないフード・質が悪いフード・ビーガンフード等を与えていない

Q3

最近ストレスや環境変化があった?(授乳中の場合もはいをクリック)

Q4

活動性が高い/落ち着きがない/高齢の猫でよく鳴く・食欲増進などの変化がある?

Q5

妊娠中、寄生虫感染、または腫瘍と診断されていますか?

Q6

下痢や嘔吐が続く・便が脂っぽい/便に異常がある?

Q7

寄生虫の駆虫歴がない

Q8

水をよく飲む/おしっこの量や回数が多い/動物病院で糖尿やタンパク尿を指摘されたことがある?

各分岐ごとの鑑別疾患

A

カロリー摂取不足/ストレス

  • ストレス
  • 食事のエネルギー含有量不足
B

追加のエネルギーが必要

  • 妊娠
  • 寄生虫(フィラリア・消化管内寄生虫・外部寄生虫)
  • 腫瘍
C

代謝の増加

  • 甲状腺機能亢進症(ホルモンの影響)
  • ストレス
  • 授乳
D

不適切な食事

  • 年齢や体質に合わないフード
  • 質の悪いフード
  • ビーガン食など
E

吸収不良

  • 寄生虫
F

吸収不良・消化不良

  • 慢性腸炎
  • 腫瘍
  • 膵外分泌不全
  • 胆汁うっ滞
G

カロリー喪失(腎疾患・腸疾患)

  • タンパク尿(腎疾患/タンパク漏出性腎症)
  • タンパク漏出性腸症
  • 糖尿病(細胞へのエネルギー取り込み減少)
H

その他・追加検査推奨

上記で該当しない場合は、詳細検査が必要です。獣医師にご相談ください。

まとめ

体重が減る原因はさまざまです。
「ご飯は食べているのにやせてくる」「徐々に体つきが細くなってきた」「他に元気がない、吐く、下痢をする」などの症状がある場合は、消化器や全身の病気が隠れていることが多いです。

体重減少は見逃せないサインです。特に高齢の動物、食欲があるのにやせてくる場合や、元気がない場合は、早めに動物病院でご相談ください。

症状の経過や食事量、排泄の様子などを記録しておくと、診断の手がかりになります。

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